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墨東綺譚のchisatoのレビュー・感想・評価

墨東綺譚(1992年製作の映画)
3.7
「あなた様は、まるで私を二束三文に踏みくだし、どこかのかぼちゃ娘か大根女郎でも拾ってきたように、ご飯さえ食べさせておけば 夜のことは売色に限る 見下されて長居はかえってお邪魔」という荷風から去った女の台詞が印象深い。昔の日本語の口調、なくならないでほしい文化だなあ。「お食事いただく暇がなかったの」とか、お上品。永井荷風のイメージ全くなかったけど色を好んだ作家だったのね。日本のアダルト文化のルーツをよく知れる映画。大学受験中の高校生が見たら文学に興味湧くと思う。お雪綺麗すぎ、少し沢尻エリカに似てる
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