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チョコレートドーナツのFemindのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.8
強くなくては弱いものを助けられない、という事実を噛みしめる。

差別の強かった時代の話だから、差別良くない、になりがちだけど(確かに差別は良くない)ドナテロがそこそこ社会的信用があって一人で子供に適切な環境を与えられる立場にあったらマルコの悲しい結末は無かったんじゃ、と考えてしまう。
ドナテロは優しさが先立ってしまう慈愛の人なんだろうけど、弱きものを助けるのには己がそれなりに強くないといけないという真実を、差別良くない!と同じくらい大事なこととして感じさせてくれる作品だった。
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