このレビューはネタバレを含みます
ゲイカップルとダウン症の子どもをテーマとした映画
社会的な問題提起する映画とも取れるけれど、「愛」に溢れた暖かい映画だと思った
最後にマルコが橋の下で死んでしまうのは、きっと必然だったと思う(2人に会ってなくても遅かれ早かれ死んでた)けど、ハッピーエンドが大好きなマルコに取って2人との思い出を抱えてしまった後に1人で死ぬのは、更に残酷さ不条理さが際立って良かった
ゲイカップルがあの時代に障がい児を育てようとするとどうなるか、を考えて脚本書いたとどこかで読んだけど、ああ、そうなるよなと説得力のある映画でした
内容もさることながら、俳優さんたちの演技が素晴らしく、特にアラン・カミングが歌うシーン、ずっと見てたかったな
笑顔ひとつとっても妖艶で、でも慈愛に満ちていて、彼がマルコを愛していたことがすーっと伝わってきた
