okiyo

チョコレートドーナツのokiyoのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.7
血の繋がりのない、2人の大人と1人の子供がただ、家族になることを望む物語。
ただそれだけの望みを叶えようと、現実と闘うお話です。
そこには法的な問題(舞台は79年のアメリカ)が立ちはだかるのですが、裁判を担当する弁護士の
「前を向くんだ、(正義はない)それでも闘うんだ」
と言う台詞が印象的でした。

親が薬物依存なことも、病をもって生まれてきたことも、あの子の罪じゃない。

罪なき3人が、お互いを大切に想い、笑い合う場面がキラキラで、とても美しい。
良い映画でした。
okiyo

okiyo