ユカリ

チョコレートドーナツのユカリのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.8
ハッピーエンドではありませんでした!!
あらすじだけ読んで鑑賞したのですが、
まあ、、そうなるのだろうなぁ…と
思ってました。
しかし、最後の手紙に書かれた後日談は衝撃を受けました。

育児放棄、同性愛、障がいを持った子供、薬物、
様々な事柄が絡み合って、
色々と考えさせられる作品だったなと思いました。









〜〜

「幸せに生きたい」そう願う事が
法律に屈してはならないはずなのに、
この様な映画を観るといつもいつも
法律の無力感を考えさせられますね。

法律は正義ではない。
「かわいそうだから」では人々は救えない。
感情論では全員に平等に法律を適用出来ない。

1970年代アメリカの法律は詳しく知らないのですが、同性愛について厳しい見解だったのでしょうか。

時代と共に、より人々が幸せに暮らせるように法律も変わっていって欲しいと思う。と、同時に、変えても変えても、
また幸せになる方法、ではない方法の1つとして適用されてしまうのだろうなぁ。
ここに、法律という人間が作り出したルールの欠如性を感じます。
そもそも人間が完璧では無いから。
ユカリ

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