はつしば

チョコレートドーナツのはつしばのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.0
このお話の中で、ゲイであるということがあからさまな差別、偏見の目に晒される。

これはあくまで私の印象だけれど、日本はその差別や偏見の目を隠そうとする傾向にある。その点、アメリカではそれを隠そうとはしない。法の下でもそれをほじくり返す。どちらも同じくらい残酷だと思う。

私には異性間での愛より同性愛の方が真っ直ぐで綺麗なものに写る。
今回もそう。

この作品を観ると、タイトルの「チョコレートドーナツ」から物凄い愛を感じる。
ドーナツ食べたくなっちゃうな。

1番の被害者は、大人たちの差別と偏見の目に翻弄され、お家に帰ることができなかったマルコなんじゃないかなあ。
はつしば

はつしば