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チョコレートドーナツのSALTのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.7
マイノリティーを主題とした映画。鑑賞後、悔しさとやるせない気持ちで思わず涙してしまった。。
同性愛をテーマとした映画はこれまでに何度かみたことがある。(Blue Is The Warmest, Moon light, etc...)
お互いのすれ違いについて焦点を当ててる映画は多いものの、ここまで顕著に差別について触れている映画を久しぶりに観た。陰湿で人間の嫌な部分。
また、ダウン症がテーマの映画は今回が初めてだ。サヴァン症候群をテーマにしたレインマンや知能障害をテーマにしたフォレストガンプなどは観たことあるが、今回はその中でも群を抜いて最後やるせない気持ちで終わる結末だった。

60年代70年代80年代を舞台にした映画を見て思うのは、やはり昔の差別はあまりにもレベル違いで残酷。今もなお、差別を受けてる人は多くいるとは思うが、改めてこのような形で観ると心が痛い。

マルコの笑顔すごく純粋で素晴らしい。ドナテロ、美しい心。。。私もマイノリティーに寄り添える人間でありたいと思う。
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