かよ

チョコレートドーナツのかよのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.3
見終わったあとは手先しびれるくらいめっちゃ泣いた。1970年代のお話でその頃と今は法も改正されていてこの物語にでてきたような人々は生きやすくはなっているのだろうか。でもマイノリティ、ダイバーシティという言葉があるうちは差別や偏見がはびこっている。色々な愛の形が偏見なく当たり前の事である世の中にはまだたどりついてない。ドラァグ・レースを見ていると人と違う自分に悩んだりいじめられた過去を持つクイーンたちの話をたくさん聞く。映画の中で弁護士が言っていた「それでも、私たちは闘う」。人を愛してそばにいたいと思う人権、自分の信念が守られて、笑顔で過ごせる世の中になりますように。1970年代からこの45年間で果たして何が変わって、今私は何ができるのかなって考えこんでしまった…今後時折思い出す映画だなと思いました。
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