ジョジー

フルートベール駅でのジョジーのレビュー・感想・評価

フルートベール駅で(2013年製作の映画)
4.2
2009年に起きた警官による黒人青年射殺事件をベースに、被害者オスカーが過ごした最後の1日が描かれている。
売人をして逮捕歴もあるが、困っている人には手を差し伸べる青年。愛する恋人と娘、優しい母のためにも仕切り直そうとしていたところなのに…
結末を知りながら、彼の人となりを知ることで、無念な悲しみと怒りが込み上げてきた。
未だに悲しい事件が繰り返され、その度に抗議運動も起こるけれど、人種差別も暴力も止むことはない。人ひとりの人生が軽んじられることが本当に許せない。
ずっと気になっていた映画。観て良かった。

2021年家鑑賞46本目
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