ゆーと

フルートベール駅でのゆーとのレビュー・感想・評価

フルートベール駅で(2013年製作の映画)
4.2
マイケル・B・ジョーダンの代表作の一つである今作。この作品でまた一段と彼のファンになった。

こういう実際のできごとを元にした作品で最後のエンドロール前にその実際の映像なり写真が映し出されるのはよく見るけどこの作品はそれが最初に流れた。それによって実際の事件を題材にしていると事前にわかってはいるのにそれ以上に一つ一つのシーンの重みが増して感じた。

たった1日の出来事を約1時間半かけて描いてる今作だけど悲劇が待ち受けていること以外はその内容はなにげない大晦日の日常。オスカーは決して褒められるような立派な人物ではないけれど、その日常の中で彼がいかに家族や友人たちから愛されているのかが感じられたし、そのオスカーを通して罪人=悪人ではないというように感じた。ラストは映画の域を超えた緊迫感で、本当に日常の中で突然襲った悲劇ということが再現されていた。やりきれない思いで胸がつまった、、、
ゆーと

ゆーと