あさずきとうか

ジュラシック・ワールドのあさずきとうかのレビュー・感想・評価

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)
3.7
僕は初代『ジュラシック・パーク』に☆5.0を付けてます。
今回の物語の大筋は初代にソックリなのですが、ただ今作に関しては「ま~こんなもんだろうな~」っていうビミョーな感想。
一作目でグラント博士が生まれて初めてホンモノの恐竜(ブラキオサウルス)と出会うシーンの感動・興奮・没入感は、どうやっても続編で体験することは出来ませんし、今作は金のかかったパニック映画という印象しかなかったです。

恐竜はより迫力を増し、しかも賢さまでゲットして、確実にスケールアップはしてるんですけどね~。
「生命力の偉大さ」という科学を超越した未知の神秘では、やっぱり『ジュラシック・パーク』の方が輝いていたかなと思います。

あと今回は愛すべきキャラクターがいませんでしたね。
グラント博士やハモンド社長みたいな根っからの恐竜好きがいてくれたからこそ、登場人物に感情移入が出来たし、アホな人災ばかりでも許してあげたくなったんですけど……(´ε`;)

ただ至るところで『ジュラシック・パーク』への愛を感じることが出来たのは良かったです。
登場人物、演出、音楽、その他の小道具などなど、一作目が好きな人にはたまらないオマージュがたくさん盛り込まれていました。
特にクライマックスはテンション上がったな~((o(´∀`)o))