本作でクリプラを見つけ、その後、クリプラatスター・ロードに出会えた、私にとって、記念碑でもあり、大切な作品なので、あばたにエクボだったのだろうか……
今までは、
ジュラシックシリーズの中では、ジュラシック•パークに次ぐ傑作だと思ってたけど、金ローで久しぶりに観て、
パークは勿論として、みんながけなすロストワールドと比べても、こっちの方が見応えがない!と思ってしまった。
英語音声にして、字幕表示にしたから、
吹き替えのせいで軽い、とか安っぽく感じた訳ではない。
ジュラシックシリーズの魅力って、
欲深な愚かな人間達に、無理矢理蘇らされて、だから自分達の本能に従って、人間や建物を襲ってるだけの恐竜達に、化学の発展で得た武器で、対抗しよう、支配しよう、と思って、でも、やっぱり自然の摂理には勝てないから、コテンパンにやられちゃう
っていう人間の愚かさを、ドキドキワクワクな楽しさと同時に見れて、ただの娯楽大作以上の哲学を感じる事だと思う。
だから、オーウェンみたいなカッコよくて賢いマッチョ二枚目は要らないんだ〜!😭
と今回、思った。
パークやロストワールドみたいに、専門家だけど、戦闘力ゼロなおじさん達や、
戦闘力は高いけど、それだけな、人間の愚かさの象徴みたいな狩人達が右往左往、悲鳴をあげて逃げまどう、カッコ悪い人間達の、そのパニックぶりが皮肉たっぷりで面白いんだし。
そして、オーウェンとラプトル達の絆!
これも、ほとんどの人が肯定的、好意的、感動的な受け取りをしてるけど、私もそうだったけど、
恐竜が、しかもより獰猛で戦闘的な種のが、人間と絆で結ばれる?
あまりに自然の摂理に反してる。
百歩譲って、
ラプトル達がオーウェンに調教されて、
力によってボスと子分の関係でいる
これはありだと思えるけど、
絆で結ばれて、助けてくれる?
それって、パークの時に、スピルバーグが言っていた
「人間はどう足掻いても自然には勝てない、というメッセージを込めた」
という理念と相反してるではないですか。
こんな事を感じる私って、
本当に、世間とずれてるんだなぁ、と
またまた気がついた、切ない週末でした。
それでもソッコーでジュラワ3を観に行く!!
2より更に評判悪いけど、クリプラと恐竜が出てれば全然楽しみ!