墨石亜乱

ジュラシック・ワールドの墨石亜乱のネタバレレビュー・内容・結末

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

いやぁ、夏映画とはかくありなん!童心に返って楽しみました。
スピルバーグ印のユニバーサルチャンピオン祭りを。

【以下、超ネタバレです!】
【ラストシーンを書いています。映画を観てから読んで下さい。】  
ご存知シリーズ4作目。
今回の敵(?)は遺伝子操作が生み出した最強・最悪の超恐竜
インドミナレックスだ!

厳重警戒のイスラ・ヌプラル恐竜刑務所から「奴」が脱走した!
行け!恐竜ランドの守り人、僕らのオーウェン!
頼もしいラプトル精鋭部隊も一緒だぞ!
だが、敵は悪知恵はたらく大悪獣。
言葉巧みにラプトル語を操って、ラプトル部隊は洗脳された!
銀河のヒーロー絶対絶命の大ピンチ!

(さあ皆んな!オーウェンをオウエンしよう!!)

その時!赤い閃光を手に赤毛のクレアが天に叫んだ!
ゴジ・・・TィRェ~X!カモォォーーン!!
鋼鉄の扉が開く
ズどどどどどどどッ!出動T-REX !
太古の竜王が地響きたてて大地を疾走する!
雄叫びとともにキックだ!
頭突きだ!噛みつきだ!
しかし、敵はハイブリッド凶悪超恐竜!
力は互角?
いやッそれ以上かッ!!
危うし恐竜王!絶体絶命!

シュッ、ズバッ!

なんと!ラプトルが奴の首に噛みついたぞ!
「やっと目が覚めやしたぜ、旦那。」
「遅せ~ぜ、手羽先野郎!」
「チッ、」たまらず逃げ出す卑怯者。
だが悪いことはやっぱり出来ない・・・そうここは
恐竜番長モサ兄貴の庭先だ!
「こっち来やがれ色白チビ!」
「ひっひえぇ~ご勘弁を~ ゴボゴボゴボ・・・」
ああ哀れ。不良恐竜の悪だくみもここまで。
恐竜ランド三大怪・・・恐竜の前に、
文字通り水のあわと消え去ったのであります。
これにて一巻の終わり!

まぁ、あれこれ突っ込みたくなるのはわかるけど
1作目からこのシリーズは正統派の「見世物」映画。
ジュラシック・ワールドの客と一緒にドキドキしながら逃げ回り
たまにクスッと笑って、最後にプチ教訓っぽいことも感じつつ
あ~っ面白かったっ!て楽しんで欲しいな。
スピルバーグもそう思って一生懸命、金かけてコレ作ったと思う。
最高でした・・・ おわり。
墨石亜乱

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