1作目のジュラシックパークは恐竜が出てくるアトラクションから一転、そんな中でも人間様なんて簡単にパックンチョされてしまうし、ヴェロキラプトルの頭の良さに「きぃいいい」となった子供時代。ヴェロキラプトルという良きトラウマを残してくれました。
そこからロストワールドにて人間の業を描いてみたり、３はパーク崩壊して独自の生態系を気づいていたりと続編も作られたなぁという遠い過去に思いをはせていたわけですが、4作目です。
正直３からどうつなげるの？と思ったら微妙に違う世界観？にしているようです。なるほど、パークが色々あったけど、きちんと整備して見れる形にしたわけですね。
恐竜たちもきちんと見世物として金の道具にされている。正直、モササウルスが出てきたときにはティラノが出た時以上に驚きました。流石、海の王者！貫禄が違う！！
その分、そういう見せ場があるという事はパニックが起こった時はもうしっちゃかめっちゃかになるんだろうなぁと思ったら、やはり大変なことに。１はプレオープンだったのでまだ被害といっても身内程度で済みますが、今回は一般人もいます。これは怖いですね。きちんと危機管理マニュアルができているのか等々企業としてのリスク管理なんかも問われるわけですし。そういう内部のゴタゴタが描かれているのは良かった。
あとは技術革新もあって「恐竜だけどもオリジナルにあらず」な遺伝子操作という技術を用いて新種を作ったり、歯の本数を増やしたりともう「人間様」とくに「商業主義」の闇が描かれていて「うーむ、恐竜よりも人間の方が怖いぜ」と思ってしまう。新種の恐竜にティラノ、ラプトルは協力して戦うというのに…。そしておいしい所をかっさらっていくモササウルス。
比較的リブートとしては面白く見れたものの明らかに続編への匂わせがあってこれだけでは終わらないというのがわかりました。なるほどだから2作目（通算5作目）が作られる土壌があったわけだ。7月24日の金ローで放映されるので時間が合えば見ようかなと思います。どう展開していくのかな～。そして更なる続編はあるのか？？うまい具合に次作が気になる。
