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ノア 約束の舟のKのレビュー・感想・評価

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)
2.5
聖書の勉強に鑑賞。
神は残酷であり、人間に試練をもたらす。旧約聖書の神が見せる残酷さを、わかりやすく表現している気がする。キリスト教の立場から見れば、同じ神も、少し慈悲深く映るはず。
神がいかに解釈され、人間の生活に影響を与えるか、考えさせられる。ノアの逸話は、ノアたちは、生き残れてハッピーという話なのではない。人間への戒めであり、もし本当に神がいるのだとしたら、今の世界に洪水を起こすに違いない。
アダムとイブの子、カイン、アベル、セト、…アダムから数えて10代目の子孫ノアは500歳で息子セム、ハム、ヤフェトをもうける。
主は地上に増え始めた人々が悪を行っているのを見て、心を痛め、これらを造ったことを悔いると言った。しかし「その時代の人々の中で正しく、かつ全き人」「神と共に歩んだ」とされたノアとその家族、および動物は生き延びさせるよう、ノアに箱舟の建設を命じた。
ノアは100年かけて箱舟を完成させると、「子らと、妻と、子らの妻たち」、および「すべての生き物…それぞれ二つずつ」と神から命じられた通りに、自分の妻と、三人の息子と、三人の息子それぞれの妻たちと、すべての動物のつがいを箱舟に乗せた。
大洪水は40日40夜続き、地上に生きていたもの全てを滅ぼしつくした。水は150日の間増え続け、その後箱舟はアララト山の上にとまった。
ヤフェトからは主に白人種コーカソイドが誕生。アーリア人、ゲルマン人、スラブ人、ケルト人、ギリシア人、ペルシア人、インド人など。ハムからは主に黒人種ニグロイドが誕生。エジプト人、エチオピア人、ケニア人などのアフリカ人など。セムからはアジア系の有色人種モンゴロイドが誕生。ユダヤ人、アラブ人、トルコ人、モンゴル人、中国人、朝鮮人、日本人、アイヌ人、インディアン、インディフォ、マオリなど。
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