いつかまた斬らせてくれの巻
5万回斬られた男が魅せる斬られ役の美学
控えめに言って最高です
福本清三さん渾身の初主演、脇を固める俳優陣も豪華、殺陣シーンも勿論流石の出来
ただオダノブのくだりは全編ゴミ
あんなくだらないエピソードはイラッとするだけで全く要らない、素晴らしい流れに水を差すだけ
あとプロデューサーの心変わりのきっかけがハテナです
ああなるのは良いのですが、心情の変化は丁寧に描かないとダメな重要な場面な気がします
これは男の生き様が感じられる作品です
「一生懸命やっていれば
どこかで誰かが見ていてくれる」
沁みるなあ…
福本清三VS松方弘樹の殺陣の切れ味、迫力は、劇中劇とはいえそこら辺の時代劇を凌駕するほどの出来栄え
このラストの殺陣は涙なしじゃ観れないよ
