メイデンさんの映画レビュー・感想・評価

メイデン

メイデン

告白(2010年製作の映画)

3.9

なーんてね(意味深)の巻

全員ドン底胸糞サスペンス
序盤から凄くヒリついた空気感と生徒たちにイラッとする感情の入り混じってのめり込めますね
告白の構成も上手く作用してると思います
松たか子が怖恐ろし
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シンデレラIII 戻された時計の針(2007年製作の映画)

3.5

魔法の杖でほうれい線消せば…の巻

三作目
魔法の杖を手に入れた継母が時を戻してアナスタシアにガラスの靴を合わせて結婚させようとするお話
継母のクソっぷりが酷くてヤバいのと、アナスタシアは前作のことも
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スティール(1997年製作の映画)

3.2

あっと驚くタメ五郎の巻

NBAのスター、シャキールオニール扮するのはアイアンマンぽいロボコップみたいなスティールマン
まあ安っぽいのは時代なのでご愛嬌
ヒーローとしての葛藤や悩みなど皆無、悲壮感ナニ
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沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

3.7

仕事とは家族とは人生とはの巻

3時間越え
長尺ですが面白いですしオールスターキャストで見応えもあります
一応フィクションと断りを入れつつも、間違いなく日航機墜落事故にまつわるお話ですよね
あれが日航
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シンデレラⅡ(2001年製作の映画)

3.4

ビビディバビディブー!の巻

二作目
シンデレラと共にお城についてきたネズミたちが本を作ってシンデレラにプレゼントするお話
本の中身の3話オムニバス形式
2話目はマッチポンプすぎてイマイチも1話と3話
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ワンダーウーマン:ブラッドライン(2019年製作の映画)

3.0

アマゾンは犠牲を払ってでも正義を貫くの巻

DCUAOM#36
DCAMU#14
なぜ人間界を救おうと思ったのか、感情の動きが全くわからない上に、尺の短さ故か端折りながら進んで行く感じで展開が唐突す
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.8

人生最後の買い物は他人が決めるのよの巻

チェロ奏者から納棺師になるお話
意外と笑いを交えて重くなりすぎることもなく、最終的に温かい気持ちになる素敵な映画でした
所作も綺麗でしたし気遣いなども素晴らし
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ライオン・キング3 ハクナ・マタタ(2004年製作の映画)

3.5

プライドロックとは大違いの巻

ライオンキング1 1/2
愛を感じてなお話
だいぶコメディ寄りで綴られる、一作目のティモンとプンバァ視点で見る裏側の物語
シンバがお披露目された時のお辞儀の裏側にこんな
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ワンダーウーマン 75周年記念エディション(2009年製作の映画)

3.5

男は邪悪で不誠実で何より信用できないの巻

DCUAOM#4
ワンダーウーマン誕生のお話ですが、パラダイス島(セミッシラ)が出来る過程のエピソードからちゃんと始まるのが良いです
このワンダーウーマンの
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.5

さすが親子、よく似てるの巻

リリー・フランキーの、自身の母親との半生を綴った小説自伝的長編小説
基本日常系で、当時の自堕落な生活っぷり等でフリに振ってるので最後はウルッときます
ただ良いお話なのは重
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ライオン・キング2 シンバズ・プライド(1999年製作の映画)

3.6

われらは一つだの巻

ユペンディなお話
1よりもお話は好きです
キアラの成長譚もありますがシンバ自身もまた一つ王として成長した良いお話です
ディズニーらしいハッピーエンド
やはりディズニーはこうでない
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LEGO(R)スーパー・ヒーローズ:ジャスティス・リーグ ゴッサム大脱出(2016年製作の映画)

3.4

スーパーヒーローにはイベント好きが多いの巻

ゆるふわLEGO DC
リーグの面々に勧められて休暇を取ったバットマンだったが…なお話
ジャスティスリーグがゴッサムを守ってる間に休暇のはずのバットマンも
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.0

古き良き昭和ノスタルジアの巻

昭和群像劇
沁みる
ボロ泣き
言っちゃうと割とベタではありますけど、そんなこと関係なく心温まるし涙出ます
誰も嫌いにならない、人情物語
こういうので良いんだよ的お話

ライオン・キング(1994年製作の映画)

3.5

時は来た!(蝶野笑い堪える)の巻

ハクナマタタなお話
ファミリー向けな割に結構な描写もありますけど、案外ディズニーアニメあるあるですから結構通常運転ですかね
それも含めて楽しいは楽しいですけど、昔観
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.3

G注意報の巻

DCEU#16
アクアマン二作目にしてDCEUのラスト
お金かかってるのはよくわかりますけど、残念ながらあまりハマらなかったです
ありきたりというか普通というか、お話に印象的な何かがな
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半落ち(2003年製作の映画)

3.8

生きてくださいの巻

妻を殺し自首するまでの空白の2日間に、警察検察マスコミ弁護士が翻弄されるお話
群像劇風味でキャストは皆素晴らしく様々な演技合戦にも見応えありでした
序盤のフリはあまり良くないけど
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ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

3.6

え⁉︎兄弟“分”なの?の巻

前作ライオンキングの前日譚
若き日のムファサとスカー闇落ちのお話
大事なのは何者だったかではない
何者になるのかだ
子供にもわかりやすいような王道作品ではありますし面白く
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.7

Kickstart My Heartの巻

DCEU#15
日本劇場未公開
王道ヒーローものではありますが、いいとこ取りぽいけどちゃんと楽しめる作品かと
大概ヒーローは孤独なのが多い中、家族愛もあり家
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.7

勝てば官軍負ければ賊軍の巻

新選組隊士吉村貫一郎のお話
おもさげながんす
吉村貫一郎の義を貫き通す姿に涙、ではあるのですがどうもその近辺あたりがテンポ良くなくて、じっくりいきたいのもわからなくもない
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怪獣ヤロウ!(2024年製作の映画)

3.5

歴代市長清水ミチコの巻

「関市映像作品撮影事業補助金」を活用して製作された岐阜県関市のご当地映画らしく、関市っていいよなあのセリフがバンバン入りますし良いPRになってるのではないでしょうか
ご当地映
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温泉シャーク(2024年製作の映画)

2.9

サメが…鳴いている!の巻

マーク・ポロニア先生を彷彿とさせる安っぽい映像とお話ですが、サメ愛を感じられる作品
エラが♨️とかは好きなんですが、正直お話は全く面白くはないですしツボも合わなかったです
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.6

分からんか、愛だ愛の巻

らしいと言えばらしい、独特なファンタジーですけどだいぶ入りやすいかなといった印象です
ただこのファンタジーの世界観に馴染めどお話的にはこれまた良くわからないという
わからない
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

3.4

白塗り佐藤健の巻

豪華なキャストに派手なアクションは良いのですが、前半のちょっとノリについていけない薄寒いギャグの数々に、学びというにはちょっとエンタメに振りすぎかなと
それでも中盤からちょっと盛り
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白雪姫と7人のサムライ(2024年製作の映画)

2.9

私は女武者、精鋭のサムライよの巻

アサイラム版白雪姫
白い粉で白雪姫とか7人のサムライとかもうタイトルでオチてるので内容には全く期待しませんでしたが、案の定お話は安心安定お察しのアサイラムクオリティ
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雨あがる(1999年製作の映画)

3.6

大切なのは何をしたかではなく何のためにしたかの巻

短めな尺なのに展開もゆったりめ
寺尾聰と宮崎美子の役柄ものほほんとして微笑ましい感じで柔らかい物腰
チャンバラ自体はあるものの殺伐とした殺陣もあまり
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燃えつきた地図(1968年製作の映画)

3.0

中村玉緒が勝新の奥さん役の巻

失踪三部作の三作目
失踪した人探しのはずが自分探しになるお話
ちょっとは説明入れても良くない?と思わずにいられないなんとも分かりづらいお話の展開は少々ストレス
そんな作
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フランケンシュタイン(1994年製作の映画)

3.6

ぬるぬる相撲中世場所の巻

原作の忠実な映画化というふれこみとのことですが、原作は読んだことないですけど確かに今まで観たフランケンものとは少々違いましたけど怪物の悲しき物語ではありましたし印象的なセリ
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愛を乞うひと(1998年製作の映画)

4.1

どうぞお元気での巻

児童虐待シーンがキツい
とにかくキツい
演技だとわかっちゃいるけど、ドラマの中のお話だとわかっちゃいるけどもう胸が締め付けられて凄く苦しい
愛せなかった母親と愛して欲しかった娘の
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他人の顔(1966年製作の映画)

3.5

俺は誰でもないの巻

モノクロ
失踪三部作の二作目
自由とは孤独ですか
オープニングからなかなかのインパクト
映像含めてなかなか強烈なお話でしたけど、終盤の顔なしな人の波が押し寄せるシュールさ加減が一
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狼の血族(1984年製作の映画)

3.4

男は狼なのよ 気をつけなさい♪の巻

オオカミファンタジー
人なのか狼なのか
いやどちらもか
人から狼になる変身シーンがキモくて良き
赤ずきんのお話がベースのダークファンタジーで、夢と現実が交差する不
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もののけ姫(1997年製作の映画)

3.4

黙れ小僧の巻

人類と自然との共存がテーマだというのはまあわからなくもないですけど、ファンタジーすぎて主題がボヤけるように感じますね
スケール感もありますし好きな人が沢山いるのももちろんわかりますけど
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砂の女(1964年製作の映画)

3.9

砂は湿気を呼びますからの巻

モノクロ
失踪三部作の一作目
もがいてももがいても抜けられない蟻地獄
恐ろしくもあり不条理な世界観に凄く引き込まれますね
どう抜け出すのかどうやって逃げるのか、どんな締め
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ハウリング(1981年製作の映画)

3.4

ワンちゃんが大喜びの巻

襲われたトラウマから療養するために訪れた先が人狼コロニーだったお話
そのお話自体はそこそこだけど最後の悲哀漂う感じとその後のやはりそうなのね的終わり方は良いかも
続編がかなり
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Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.9

汗だくでも一生懸命は尊いの巻

動機はどうあれダンスに徐々にのめり込むお話
当時社会現象を起こしましたね
社交ダンス人口かなり増えたんじゃないでしょうか
お話も最後の方は結構ジーンとくる良いお話ですし
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.0

森が動いた!の巻

モノクロ
欲に溺れた男の末路のお話
マクベス×能のお話は面白いですし何より有名なあのラスト・無数の矢を浴びるシーンの迫力が凄すぎます
CGではない本物の矢を射るわけですからそりゃ迫
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狼男アメリカン(1981年製作の映画)

3.7

月に注意しろの巻

狼男になってロンドン大パニックなお話
ひさびさに鑑賞
楽しかったです
お話も良いのですが、やはりここはリックベイカーの特殊メイクにVFXですよね
CGじゃない変身シーン、当時単純に
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