メイデンさんの映画レビュー・感想・評価

メイデン

メイデン

炎の少女チャーリー(1984年製作の映画)

3.3

どこから火の玉出てくんの?の巻

パイロキネシス少女のお話
公開時に観た記憶あり
ところどころ場面場面は覚えてましたが肝心の筋はあまり覚えてなかったようで、あれこんなお話だっけ?なんて思ったり
もうち
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鬼平犯科帳 血闘(2024年製作の映画)

3.9

人は生まれ落ちた所を選べるものではない
だがその先で誰を慕うかだけは選べるの巻

映画版
シーズン1の#2な立ち位置でしょうか
悪を知って外道に落ちるか
悪を知って外道を憎むか
鬼平の感情がだいぶ表に
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.5

ロマンティックが止まらないの巻

お話自体はまあ面白かったですけど、申し訳ないのですが主役のシェイクスピアにあまり魅力を感じなくてあまり乗れなかったというのが正直なところです
魅力的に映ったなら多分最
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ハロウィン レザレクション(2002年製作の映画)

2.9

地獄で待ってるわの巻

8作目
前作H20からの続き
そもそもマイケルが生きてる設定にだいぶ無理がありますが、3〜6を無かったことにして7でジェイミー・リー・カーティスを復帰させたにも関わらず今作の扱
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.7

どんだけビンゴ好きなのよの巻

アキ・カウリスマキ労働者三部作の一作目
シンプルに日常の積み重ね
それが淡々と連なりドラマになる
なんてことないはずなんだけど、なんかクセになる魅力があるのがアキ・カウ
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ナチュラル(1984年製作の映画)

3.3

学ぶ前とその後に歩む人生の巻

中盤までは唐突の銃撃以外は取ってつけたようなスランプはあるものの順調順調の出来過ぎ案件にて面白みが感じられないです
そうなると稲妻ピカリンやボール破裂に時計直撃、ナイタ
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クリスティーン(1983年製作の映画)

3.6

ロックは嫌いよの巻

意思のある車と車に取り憑かれた男のお話
公開時に観た記憶あり
なんか色々端折ったようなツッコミどころはあれど、お話的には結構面白いです
単純に車が襲ってきて云々だけじゃないのが良
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ララミーから来た男(1955年製作の映画)

3.3

親の心子知らずの巻

嫌がらせや冤罪を受けてもケガさせられても街を去ろうとしない男
その理由はのちに明かされるわけですが、いやそれ初めに言っとけば酷い目に合わずとも物事がスムーズに進んだのでは?と思わ
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.5

イギリスなのかドイツなのかの巻

記憶を掘り起こして回想する形で、長尺ながらそこまで長さを感じさせない構成の妙が素晴らしく感じます
ただ二人が惹かれ合う感じは分からなくもないのですが、時代背景や倫理観
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

3.6

バナナボートのこれじゃない感の巻

36年ぶりですか
イメージするティムバートンらしさがありつつ前作の雰囲気そのままで、バカバカしいと思いつつ単純に楽しさが勝っちゃうやつですね
大人の事情以外はほぼ前
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石岡タロー(2023年製作の映画)

3.6

確かにいつも居たワンコの姿が急に見えなくなると気になりますの巻

事実に基づいた作品とのこと
ワンコ案件てことで観る前から身構えてたところもあるので終始胸がザワザワしながらの鑑賞でしたが、想像してたお
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.7

死は生の一部の巻

一期一会、アメリカの歴史と共に出会いを大切にして純粋に生き成功へと進むお話でしたが、フォレストがアメリカの光ならジェニーの人生はアメリカの闇って所でしょうか
対になっていてフォレス
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クリープショー(1982年製作の映画)

3.3

キング本人に息子までの巻

懐かしいです
若き日に劇場で観た以来ですかね
そんな何十年ぶりかなのに意外と覚えてるのもあったりして、人の記憶も案外捨てたもんじゃないなと
5話のコミック調オムニバス
オー
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劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オリオンの矢(2018年製作の映画)

3.3

強くなりたいですの巻

ダンまち劇場版
時系列としてはテレビ版1期と2期の間の映画オリジナルストーリーな冒険譚
衣装が違うのは映画版ならではですかね
あとはテレビ版と絡まない映画独立ストーリーってとこ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.1

1つの生命を救う者が世界を救えるの巻

ほぼモノクロ
ホロコーストもの
モノクロが故の当時の凄惨さ残酷さが現実味として浮き出てくるような生々しさを感じる重苦しいお話
自身もユダヤ系であるスピルバーグ渾
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キャリー(1976年製作の映画)

3.5

奥ゆかしい小悪魔の巻

久しぶりに観ました懐かしいです
青春ホラー
8割青春が占めてますけど、残り2割でグチャグチャにするキング節炸裂と言ったところでしょうか
巻き込まれやとばっちりもあるのはご愛嬌、
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恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!(2023年製作の映画)

3.5

新恐竜王国ゴンドワナ大陸の巻

ダーウィンが来た!劇場版五作目
二作目に続きまた恐竜回
自分が子供の頃の恐竜の知識が全く通じないくらい研究による新説や新種など、次々と書き換えられていきますね
答え合わ
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.9

朝ニュースで訃報を見ました
ツインピークス観るためにWOWOW入ったのは良い思い出
78歳か…R.I.P.

善人か悪人かの巻

モノクロ
リンチのメジャーデビュー作
この作品、当時子供の頃観てビック
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ハロウィンH20(1998年製作の映画)

3.2

ハロウィンマジック瞬間移動の巻

7作目
3〜6作を無かったことにして2の20年後という設定ということですが、ハロウィンってこんなことばっかしてるイメージ
そんな今作、ジェイミー・リー・カーティス=ロ
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日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2023年製作の映画)

3.4

この奇跡の島々には驚くほど多彩な命のドラマがありましたの巻

ダーウィンが来た!劇場版四作目
今回は四季に沿った日本の生き物の生態紹介
それぞれが短くかいつまんだ映像ばかりだけど身近な生物という親近感
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ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

4.2

タタンカ!タタンカ!の巻

白人と先住民族との交流のお話
大抵先住民族の出る映画と言えば先住民族が悪で白人が正義って感じの描き方ですが、今作は真逆というか白人至上主義を否定してる感まであります
3時間
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吸血鬼ドラキュラ(1958年製作の映画)

3.7

吸血鬼伝説の巻

ハマーフィルム版
吸血鬼初のカラー映画
日光、十字架、ニンニクとしっかり基本を踏まえたベーシックドラキュラ
ご丁寧にヘルシング教授のセリフで補完され、テンポ良くて観やすい親切設計
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驚き!海の生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2021年製作の映画)

3.4

本当に海はすギョいの巻

ダーウィンが来た!劇場版三作目
カワユイと残酷が共存する海洋ドキュメンタリー
地球の7割を占める海のお話は、さすがにちょこちょこかいつまんで紹介するスタイルで物足りなさしかな
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愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.4

私は農園を持っていたの巻

波瀾万丈いろいろあるにはあるんですけど、なんか響いてこないというかどうでも良いというか、カレンにあまり共感できないので長尺だけにダレてきます
アフリカの雄大な景色は良く素晴
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飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件(2024年製作の映画)

2.6

信仰は常識の欠如かの巻

タイトル通りのお話
だけどあの小型機が墜落してその程度の被害で済まなくない?てのが導入部なんで話半分でしか観る気失せるんですけど
凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された
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恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2020年製作の映画)

3.5

リアルな恐竜の物語の巻

ダーウィンが来た!劇場版二作目
子供の頃のイメージと違ってティラノサウルスが毛がフサフサだと違和感を感じてしまいますが、新説を取り入れた最新の研究からくる情報は知らないことば
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愛と追憶の日々(1983年製作の映画)

3.6

ジャックニコルソンに下品な役合いすぎの巻

母娘のお話
浮気だの不倫だの下世話な内容を多分に含む日常系ですけど、言っちゃえばよくあるお話のドラマではあります
展開が早い分もあるとは思いますが共感はちょ
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ガンジー(1982年製作の映画)

3.7

全人類の良心の巻

インド独立の父、ガンジーの生涯のお話
ベンキングズレーがもうガンジーにしか見えなくて良くも悪くも、というか悪くものほうが大きいのですがベンキングズレー=ガンジーのイメージで止まっち
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劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説(2019年製作の映画)

3.4

無数の命が集う、野生の王国アフリカの巻

ダーウィンが来た!の劇場版一作目
野生の厳しさと家族愛みたいなのは伝わってきますがドキュメンタリー的にはそこまで特筆する感じはなくごく普通かなと
パッケージ通
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ドラッグ・ゲイタ―(2023年製作の映画)

2.9

たーまやーーの巻

アサイラムのコカインベアもどき
ワニの出番はそこそこあるしパクリンチョもそれなりにありますが、それらをしょうもない会話劇で繋ぐのがダラダラと長い
状況は全部セリフで説明の、ある意味
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.4

ラリックマの巻

コカインキメたクマが暴れ回るお話
実話に基づくらしいですけどどこまでだよみたいなとんでもないお話でした
実際バカらしいですけど低予算B級かと思いきや案外ちゃんと作られてる群像劇風味で
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

3.8

私たちのためにの巻

エイリアン1作目から20年後のお話
エイリアンとエイリアン2の間ですね
お話は原点回帰的なSFホラーテイストで、オマージュ含めて1と2をうまいこと組み合わせた感じでしょうか、エイ
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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.0

神の名の下にの巻

ここ数年毎回イーストウッドの作品は遺作にならないかドキドキしますが、この作品も心に訴えかけるようななかなか緊張感に溢れるお話でした
うまい心理描写がソワソワを誘います
正義とは
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ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

3.5

🌅明けましておめでとうございます🌅
🎍本年もどうぞよろしくお願いします🎍


ひな鳥の初めては冒険の始まりの巻

安定のピクサークオリティ、海も波も綺麗ですし、キュートで気軽に癒しがもらえますね
自然
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.7

とてもやり手弁護士とは思えないどこでもヘビースモーカーの巻

法廷劇
徐々に明らかになる真実と法廷でのシーンはなかなかヒリヒリする展開で面白いです
どんでん返しからの最後の捻り技最高でした
邦題も良い
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普通の人々(1980年製作の映画)

3.7

誰の責任でもない
結果がこうなっただけだ!の巻

ロバートレッドフォード初監督作品
長男の事故死を境に家族が崩壊していくお話
普通とは
普通を装い幸せを演じる歪さは側から見ていても辛いですが、偽って生
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