メイデンさんの映画レビュー・感想・評価

メイデン

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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.5

音楽を絶滅させるなの巻

青春群像劇
ワチャワチャしてて楽しそうですね
ドラマとすれば薄いですけど、アメリカの陽キャがバカ騒ぎするお話は日本では100年経っても多分無理でしょうから羨ましいってのはあり
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

あの12歳のような友だちはもうできないの巻

死体探しに旅に出るお話
ジュブナイルものと言えばで必ず出てくるタイトルですね、青春だなあ
「子供時代は二度と来ない」
ですよねえ
記憶にいつまでも残るよう
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生き人形マリア(2014年製作の映画)

3.0

キモブサイクの巻

フィリピン産
冒頭の安っぽいCGで察したかと思いきや、斜め上をいく人形の造形に口あんぐりな一品
全体的にチープではありますけど案外お話はまとまってるので悪くはないのですが、いかんせ
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Supercell(原題)(2023年製作の映画)

3.0

ツイスター再評価案件の巻

竜巻のお話ですが、竜巻以外のドラマが正直微妙であまり入り込めないです
ムサい主人公もパッとしないから、脇が良くても全然映えてこないなあと
ツイスター スーパー・ストームって
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呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.4

いや感電じゃないんかいの巻

Jホラーとは違う湿り気を感じるインドネシア産
悪魔の奴隷の続編
前作は観ておいた方が吉
いろいろ布石を打ってからの怖いシーンてのは良いのですが、いかんせん画面が暗過ぎて起
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悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

3.5

お母さんの顔芸の巻

インドネシア産
インドネシアの俳優さんたちを見慣れてないせいか、程よく怖さがあってなかなか良いのではないでしょうか
ジャンプスケア多用で好き嫌いは分かれる感じだとは思いますが、ベ
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少林寺 復讐の飛龍拳(2019年製作の映画)

3.0

三味線屋の勇次かなの巻

少林寺と目にすると脊髄反射の如く録画してしまいますが、この作品は少林寺は一切関係ない方世玉ものでした
タイトル詐欺には見事に引っかかりましたがお話は悪くはないですし、アクショ
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

3.5

え⁉︎あなた息子いたんかい!の巻

EP2とEP3との間のお話でテレビ版の序章
アナキンが、のちにドラマにもなるアソーカとのコンビでジャバ・ザ・ハットの息子を助けるお話
3DCGの絵柄はなかなか慣れま
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ブレット・エクスプレス 弾丸特急(2022年製作の映画)

2.6

命乞いすんの⁉︎の巻

アサイラム印のブレットトレインもどき
でも内容はブレットトレインというよりかスピード寄りなお話でした
お約束なCGの安っぽさは安心安定なんですが、まあそんなことよりもそんなこと
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アルマゲドン2024(2023年製作の映画)

2.8

その重力で合ってるとは思えないジャンプの巻

隕石が降ってくるぞ〜なお話
アサイラムにしてはCGは頑張っていましたが、いかんせんお話がねってやつでして
地球滅亡の危機にも関わらず内輪のこぢんまりした狭
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

3.6

カーペンター版スパイダーウォークの巻

黙示録三部作の三作目
夢か現か幻かのお話
これはなかなか精神的にきそうなやつですね
結構楽しめました
なにより最近のよくあるジャンプスケア多用のびっくり箱ホラー
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パラダイム(1987年製作の映画)

3.1

鏡の中からひょっこりはんの巻

黙示録三部作の二作目
オカルトホラー
悪魔が来たりてピーヒャララなお話
徐々に侵食され蝕まれていく人たちが不気味な雰囲気ホラーですかね
序盤のスタッフロールの差し込み方
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

残るは神様だけさの巻

黙示録三部作の一作目
グロ注意⚠️
久しぶりに観たけど、ああこんなグロかったっけてな感じでキモワル
だけどお話は良くて、疑心暗鬼になってもう誰も信用ならんとなりハラハラ感ドキド
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劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編(2022年製作の映画)

3.2

生きてるだけでまるもうけの巻

テレビアニメの三期が始まりましたのでここで観ておきましたが、観た印象とすればファン向けオリジナルストーリーといったところでしょうか
オリジナルストーリーだと本編に影響を
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戦艦バウンティ号の叛乱(1935年製作の映画)

3.6

権力が人を変えるの巻

モノクロ
史実を元にした海洋スペクタクル
ヘイトを集めて集めて下地を作る段階がかなりの胸くそ具合なんですが、意外なのは全員が叛乱に同調するわけではないところでして、そんな描写な
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.7

親指より脚の巻

モノクロ
元祖ロマコメってところでしょうか
テンポ感もあって面白いです
ジェリコの壁と言えばWalls of Jericho
カイハンセンのキンキン声が思い出されますが、(そんなこと
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カヴァルケード(1933年製作の映画)

3.1

時の流れが人を変えるの巻

モノクロ
激動の時代を生き抜く一家族のお話
時代の流れを感じさせる大河っぷりにスケールの大きさは感じますが、その割にと言ったらおかしいかもしれませんが案外お話自体に面白みを
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グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.7

グランドホテルは変わらないの巻

モノクロ
宿泊客たちの1日の人生の縮図のお話
グランドホテル形式という言葉の元になった群像劇
編集の粗さは時代を感じますが、ジャンルとして群像劇は凄く好みですので楽し
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.5

パラパラ雑誌でヴァラク参上!の巻

久々の死霊館ユニバースは死霊館のシスターの続編にして通算九作目
死霊館に繋がっていくお話とすれば面白いんですけど、ジャンプスケア多用のびっくり箱ホラーはあまり好きじ
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.6

エクソシスト秘技首くるりんの巻

あのエクソシストの正当な続編とのことですが、あの人とかあの人が出てくる以外はそんなに繋がりは感じませんね
ただ個人的にはこのジャンル嫌いじゃないので結構楽しめました
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シマロン(1931年製作の映画)

3.3

無法者の巻

モノクロ
冒頭の大移動のスペクタクル感
ですがそこがピークに感じるほどお話はソコソコでした
正義感はあるけど破天荒すぎる主人公にはあまり感情移入出来ませんが、当時の情勢を知る分には面白い
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ヤング・フランケンシュタイン(1974年製作の映画)

3.5

絶倫モンスターの巻

モノクロ
フランケンシュタインのパロディ
パロディですからフランケンシュタインとフランケンシュタインの花嫁あたりは観ておいたほうが吉と感じました
コメディベースですけど爆笑という
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五毒拳(1978年製作の映画)

3.5

そんなんじゃ探し出せないでしょうにの巻

ムカデ、ヘビ、サソリ、ヤモリ、ガマで五毒拳、凄いネーミングセンスですね
同門の兄弟弟子でありながら、それぞれの顔や素性はお互い知らないってのは面白い設定です(
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.9

異常でしかないの巻

モノクロ
砲弾から逃れたが戦争により破壊された若者たちのお話
始めは焚き付けて戦争に行かせる悪い大人たちだと思っていたのですが、理想と現実の差に愕然とするのは現地の軍人のみで、知
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.8

聖女様(笑)の巻

かなりぶりの鑑賞
モノクロ
ネオレアリズモ
戦後の貧困にあえぐイタリア社会のリアル感の中、仕事で必要な自転車を盗まれてしまうお話
状況的に追い詰められていくに従ってこちらまで苦しさ
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キートンの蒸気船/キートンの船長(1928年製作の映画)

3.7

巨大扇風機コントの巻

前半の蒸気船パートは少々弱い感じですけど、これはなんといっても後半の暴風雨パートですよね
どうやって撮ってるの⁉︎みたいなのとか危険なスタントもいつものように無表情でこなすキー
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

3.8

偉大なる無表情すぎるの巻

モノクロサイレント
機関車を巡って追い追われのお話
前半は追う側後半は追われる側になりますが、よくもまあ列車ワンシチュエーションの中で次々とネタが尽きることなくスピーディー
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

3.7

Money, Money makes her crazyの巻

モノクロサイレント
もちろん見どころは後半の逃走劇ですけど、よくもまああんなにエキストラ集めたなってのと逃走中随所に見せる身体能力の高さ
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キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

3.9

妄想探偵の巻

モノクロサイレント
なんというかヤバいですね面白いしアイデアが凄いなと
本当にアクションの原点をみてるようですし身体能力の高さはヤバいです
映像もふんだんにトリック撮影を取り入れてホン
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荒武者キートン/キートンの激流危機一髪!(1923年製作の映画)

3.8

殺さないお・も・て・な・しの巻

モノクロサイレント
100年も前の作品ですが面白いです
前半の蒸気機関車コントも笑っちゃいますけど、後半の激流下りからの滝壺アクションが決死すぎて見入っちゃいます
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(1954年製作の映画)

3.8

迷わず行けよ、行けばわかるさの巻

モノクロ
相当ぶりに観る今回は最高画質版にて
たしかに画質は綺麗です
人に触れて人の心が芽生えるお話
人生の分岐点に立って選択を間違える後悔の連続の上で成り立ってる
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騎兵隊(1959年製作の映画)

3.5

いかさま野郎と保線手の巻

騎兵隊三部作の後に作った騎兵隊もの
北に優勢となる南北戦争の転回点、ビックスバーグの包囲戦を絡めて、大佐と軍医が反発しながらも次第に認め合うお話
さすがのジョンフォードと言
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三屋清左衛門残日録 ふたたび咲く花(2023年製作の映画)

3.5

幾年月藩政の裏に隠されし闇の深きに我知らずの巻

シリーズ七作目
子供の喧嘩を仲裁したことから8年前の事件に繋がっていくお話
いつものように探偵三屋清左衛門発動
安心安定の展開で背景を丁寧に描くのは好
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コナン・ザ・バーバリアン(2011年製作の映画)

3.1

怪人タコ仮面の巻

基本シュワちゃん版と同じ復讐劇
映像はさすがに段違い、アクションも比べるまでもなく迫力が違います
ただ映像に比べてお話はそこまでのアップデートは感じずソコソコでしょうか
というかそ
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キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2(1984年製作の映画)

3.2

馬にパンチ、ラクダにもパンチの巻

剣と魔法のファンタジー二作目
初見はたしか劇場で観ました
前作よりアクションのもっさり感はある程度解消されてお話も良くなってますね
エログロも抑えて万人向けな印象で
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コナン・ザ・グレート(1982年製作の映画)

3.0

永遠に生きたい?の巻

懐かシリーズ
復讐劇
剣と魔法のファンタジーのお話は正直なところ微妙にも程がありますが、若き日のロン毛シュワちゃんによるムキムキな肉体美が堪能できる逸品
お話にテンポ感があまり
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