神様はバリにいるのmiiのレビュー・感想・評価

うーん、好みがハッキリ分かれそうな作品。とりあえず色々と濃い。ソースの匂いがしてきそう。玉木宏の存在感が薄く感じるレベル。

堤真一演じるアニキの、一見押し売りにも感じられる綺麗事や絵空事じみた言動も、やりすぎくらいに散りばめられた親父ギャグとバリ島の雄大な自然のおかげでなんとか前向きに受け止められる。堤真一と尾野真千子のコンビよかった。

頭では正しい善いことが何かがわかっていても行動に移せるかは別問題だし、その上で、例えそれが偽善だったとしてもアニキみたくあれだけ貫けたら素晴らしいなぁ、と。