「そのカバンを頼むぜ。
何人もの血を吸っている。」
銃弾で空いた穴を持つパンクした赤い車。トランクを開けるとボロボロになって縛られた男が寝ていました。
そんな車を運転していた男は警官のバッジを持っています。彼:グリンコはアカプルコを目指していました。
アクションの連続にカッコつけの音楽と演出、気取った台詞で強い漢の世界を描こうとしているのが分かる映画です。
しかし、とても浅く薄っぺらい印象が残ります。
映画を作るのに、観客へのメッセージなりのない暇つぶし映画になってしまっています。
主人公グリンゴ扮するスコット・アドキンスは普通の風貌ですが、筋肉はすごいです。
旬が過ぎて中年男になってしまったクリスチャン・スレイターが出ています。
物や顔のUPの多い個性的な映像は面白く観られます。
ヴァイオレンスの強いアクション映画。銃バリバリ、血しぶきブシャーという感じです。
「あの余所者が、バックに大金を入れています。」