人気絶頂時代にハリウッドスターの座を捨て、モナコ公妃となったグレース・ケリー。しかし夫ともすれ違い、しきたりにも馴染めず孤独を感じていて…
ハリウッド内でも絶世の美女だった
!!グレース・ケリー!!
の実話を元にした伝記映画。
主演は今も第一線で絶世の美女な
!!ニコール・キッドマン!!
ヒッチコック映画を観ていたらグレース・ケリーにハマったので鑑賞。
「おとぎ話のような人生こそおとぎ話だわ」
ケリー本人とモナコについて学べる良い作品。
大人気ハリウッド女優からヨーロッパの公妃に成り上がるなんて夢物語ファンタジーのようだが、実際は裏側で色々大変だったんだよ〜というお話。
古いしきたりや王室内でのいざこざ、内部での裏切り、フランスとの関係値…etc
当時のモナコ情勢を知っていればより楽しめたかしら？
個人的にはヒッチコックとの絡みがちょいちょい見れてニヤニヤできました。
『マーニー』がグレース・ケリーで実現していたらショーン・コネリーとの絡みが見れたのか……残念。
ただ物語が史実とは結構違うらしく、夫のレーニエ3世がめっちゃ冷徹な仕事人間のように描かれていることなどから実の子供たちはカンヌのオープニング上映を欠席したらしい。そこはもっと忠実に作ってあげてや（笑）
主演のニコール・キッドマンは素晴らしい
作品自体は微妙でも彼女の美しさと演技でかなり点数を上乗せしています。
フランス語の勉強も大変だったことでしょう。まぁアメリカ人じゃなくて彼女オーストラリア人だけど（笑）
あとは夫がティム・ロスだったり、『HEROES』のマイロヴィンテミリアがでてたりしてます。
ヒッチコック役の人が微妙に似ていて笑っちゃいます。
伝記映画としてはイマイチだし、フィクションとしてもそこまで盛り上がりのない中途半端な作品ですがグレース・ケリーを知るには良いかと思います。
グレース・ケリーをもっと知りたい方、ニコール・キッドマンに惚れ惚れしたい方、そして微妙に似ているヒッチコックを見たい方にはオススメの作品。
