三鷹

鮮血ピエロの惨劇の三鷹のネタバレレビュー・内容・結末

鮮血ピエロの惨劇(2014年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

とある夫婦と一人暮らしの女子大生のもとにそれぞれビデオカメラが、母親と二人暮らしの冴えない男のもとにピエロの衣装が届けられた。
ビデオカメラには「撮り続けろ」というメッセージとともに一人の少年が殺されるシーンが収められているテープが。
そこから相手の見えない恐怖が夫婦と女子大生に襲い掛かる。一方ピエロの衣装が届いた男はそれを着て姿の見えない相手の指図どおりに動く。

ラストに向かってこの3組が同じ場所に集まるのだが…最後まで犯人の意図がわからない。目的も分からない。
しかもアレが犯人?いやいや、そりゃないわ。必然性もなにもない。話が破たんしてるわ。その犯人じゃこれだけの仕組み作れんでしょうに。とにかく何から何までおかしい。

邦題の「鮮血ピエロの惨劇」も変。
ピエロは鮮血にまみれてないし、誰かを鮮血まみれにもしてないし。ピエロの惨劇ってナニ?
ピエロは何も惨劇を繰り広げることもなかった。一番初めの子供が殺されるシーン「だけ」がショッキングなシーンで、あとは「いつかタイトルのようなシーンが」「いつかは…」とダラダラと淡い期待を抱かせながら見させられた。

時間返せ、という残念な作品。見る価値なし。
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