エリザベート・バートリと言えば、若い女性を監禁・拷問・殺害して、その血を浴びたり飲んだりと残忍極まりない女性として知られているが、今作はそういった描写はほぼなく、トゥルゾーという男の罠でそういった残忍な人間にされてしまうという設定の話です。
どちらかというと、エリザベート・バートリという1人の女性として、母としての生きざまを描いている作品で、今までのエリザベート・バートリのイメージとは全然違う1人の人間の物語として楽しめました。
あまり歴史ドラマは得意ではない方ですが、130分もあっという間に終わったのでとても見やすかったです。