Neumann

サッカーに裏切られた天才、エレーノのNeumannのレビュー・感想・評価

4.0
今年も行ってきました。横浜フットボール映画祭。昨年は一日券を購入したけど、今年はこの映画のみ。しかし、傑作。昨年は「コッホ先生」に感動し、今年はエレーノにサッカーの深みを見た。サッカーの神に愛された選手は数多くいる。ペレやジーコ、現代であれば、C.ロナウドやカカーがそうかもしれない。エレーノもその一人だろう。しかし、彼らとエレーノとの違い。それは、サッカーの女神が微笑まなかったこと。メッシは、女神が微笑んでくれたからこそ今がある。サッカーの女神は気まぐれで、残酷だ。だからこそ、93年のドーハの悲劇が起き、97年にジョホールバルの歓喜があったのだろう。上映後に映画祭のトークイベントがあり、「C.ロナウドもこんな感じかもね
と言っていたが、ロナウドは全然違うと思う。派手な見えるが、自ら節制し、チームを勝利に導くプロフェッショナルだ。エレーノのヴォタフォゴ愛は確かだったのかもしれないが、彼はチームを優勝させることができず、自らを破滅へ導いてしまった。昔の映画かと思っていたら、割と最近製作されたもので驚いた。主演俳優の演技に驚嘆しました。2014.2/11横浜フットボール映画祭
トークイベントでのアイドリング19号は必要なかったでしょう。サッカーを知らないんだもの。
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