「この映画に点数を付けるなら、何点だ?」
いいなー。
なんか冒頭から憂鬱な主人公とは裏腹に、なんかずっと何か羨ましい。
大人のバカ騒ぎが羨ましい。開かれた青春が羨ましい。青い空と青い海が羨ましい。
こんな職場が羨ましい。
何より、プールのマネージャーにも同世代の美人にも勝手に好かれていく主人公が1番羨ましい。
嫌な事や、鬱屈した生活から抜け出す場所が必要。
でもそこに留まってちゃいけませんってメッセージもストレートで気持ちがいいです。
特に何かこれといったストーリーでもないし、ぶっとんで成長するようなことも無いのですが、主人公が接吻かますところなんて、ちょっとジーンときてしまいました。
これも彼の努力の賜物とか彼がいい子だからとか、そんなんでも全くなくて、あえて云えば、女の子が少しマセてて、少し異性に積極的だったくらい!!
どっちかというと主人公は傷心に託けて寂しい気持ちを女に埋めて貰おうなんて、よくないアレです。
全体的に彼が変わっていく事に、彼の意思を感じない!!
だから物語的な気持ちよさは感じられる作りではないのですが、僕は大好きになってしまいました。
囁かながら少しずつ、周りに影響を受けて、与えていくって事ですかね!ね?