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やさしい本泥棒のkanaのレビュー・感想・評価

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)
3.5
主人公のリーゼルと里親夫婦、ルディ、マックス、町長の奥さんなどの人々とのつながりが丁寧に描かれていて、終始展開が気になります。美談で終わるのではなく、戦争というものの現実をラストに感じました。

「人として当たり前のこと」が白い目にさらされ、できなくなるのが戦争なんだと思いました。

全体として、戦争の悲しさの中でも、人と人との温かみがじわっと心に染みる作品です。
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