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インサイド・ヘッドのryusanのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
3.8
ミネソタに住む女の子、ライリーの行動や記憶は、頭の中の司令塔にいる「喜び」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「恐怖」がコントロールしている。しかしライリーの家族がサンフランシスコに引っ越した事でそのバランスが崩れる。
トラブルで「喜び」と「悲しみ」は司令塔から長期記憶の保管場所に飛ばされてしまう。何とか司令塔に戻ろうとする二人に次々と起こる困難を通じて「喜び」は「悲しみ」の大切さを知る。

脳科学をうまくストーリーに仕上げたピクサー作品。
人間は楽しい事だけでは生きられない。幸せになれない。
人生の中で起こる様々な辛い出来事が、色々な感情や行動を生み出し、複雑に絡み合って、心の成長に繋がっていく。
そんな事に気付かせてくれる結構まじめな娯楽作。

「トイストーリー」が好きな人におススメ。
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