この作品は、トイストーリーの思想にとても近い
生きていないモノや目に見えない感情に命を吹き込み具現化する(擬人化)することで、我々がその対象に感情移入できたり適切なコミュニケーションを図る機会を与えてくれる
トイストーリーでは、
「もしもおもちゃが生きていたら可哀想だから優しく扱おう」となるし、
インサイドヘッドでは、「今私が怒っているのはもしかしたらイカリ(怒りを支配するキャラクター)のせいだから冷静になろう」となる。
自分の感情や状態を客観的に見ようとすることを心理学用語でメタ認知というが、この映画はまさにそれを助ける良い教材になっている