個人的にはちょっと期待ハズレでした。
メインはカナシミの話で、カナシムことも大事だよってことを言いたいことも分かるんですが、感情が他の感情に左右されたり、感情の中に感情があったりして、キャラ設定に一貫性がないことがどうしても気になってしまって、話に入り込めない。
この物語が面白そうだなと思ったのは、感情の擬人化にあるので、そこを面白おかしく描いてくれれば満足だったんだけどねぇ。
無理に感動物語にしちゃってるところを感じちゃって、なんとも。。
なんで大切な思い出をカナシミはカナシミに染めちゃうのか、そこが本当によくわからなくて、そういうことをしなければ、ヨロコビとカナシミの感情コントロールができなくなることもなくて。。
物語として面白さよりも、イライラ、ムカムカを感じてしまったことが、イマイチと思った原因かも。
まぁあと単純に期待していたお話と違ったというのが大きいかもしれません。
最近のピクサーは、心の琴線に触れるものが少なくなったなぁと思う。
とはいえ、最後のカナシミを吐露するところは泣いちゃいましたけどね。
感動して泣いたけど、イマイチだなって思うこともあるんだなって自分でもビックリしてる。