原題が「Inside Out」であるこの映画。題名のとおり脳の中で起こっている思考と人間が取る行動や表情が同時進行で語られている映画です。人が成長し経験を積み重ねる中で問題に直面した時、どのように立ち直れるのかを心理学的にアニメーションを通して忠実に語られています。この映画の大きなテーマは「悲しみ」という感情がどれだけ人間にとって大切かということですが、映画を観て納得です。悪いように見えても実は大切なことを気づかせてくれるのが悲しみなんですね。
よく考えるとこの映画、大学で一般的に教えられている心理学にかなり忠実で実は監督自身、アメリカの心理学者にコンサルタントを依頼していたとのこと。ただの子ども向け映画だと思ったら大間違いでした^ ^
