5つある感情のうち4つが陰気ベースでびっくりしちゃったんだ。現代の闇。
大丈夫かな、こりゃ、と思ったら案の定、親のクレジットカードを盗んでてびっくりしちゃったんだ。
こんなんじゃ、頭の中に原因を求める他罰的な子どもが育っていく〜よ〜。
あー、そんなことはどうでもよくて。
結構期待してたのに、ダメだったのは、ライリーの頭の中の法則が未知で、なんでもありになってしまったことかなぁ。実際の脳の原理を元にしていたとしても、あのアトラクションさは乗り切れない。
もっと単純に、お父さんとお母さんの頭の中のやりとりみたいな方が、入り込めますのに。
ピクサーの映画って、家出するし「僕らの七日間戦争」みたいな展開だって辞さないと思ってたんだけど、なんか違った。ライリーが実社会でもっと暴れて、頭の中の評議会が困惑してこそ、楽しくなるのになぁ、と、勝手に夢見てた展開に肩入れしてしまう。だから、ドラマとしては物足りなかった。確実に。
それとね、「よろこび」がうるさくて、こちとら全然ハッピーにならないよ！！元を正せば、あんたのせい、だからね！！
あと、大竹しのぶの、「私ほんとダメなの、生きてる価値ないよね、ほんとごめんね」みたいな声づかいが最高。
