Yuri

インサイド・ヘッドのYuriのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
2.0
吹替え鑑賞です。「脳内ポイズンベリー」を観た後なので、精神世界がお城みたいになっていて、脳ポ→楽観的=インサイド→ヨロコビが、いなくなった時点で、ボロボロと崩壊していく様が、酷似していたので、新しい発想だなとは思えませんでした。精神世界が観たことない新しい感じだったら良かったのにと、やはり、ディズニー&ピクサーには、新しいものを期待してしまいます(^_^;) 明るいはずのヨロコビの行動が、何だか自己中に思えてしまったり、その真っ直ぐさ故に、他のキャラクターたちを傷付けているのが、観ていて、愛せませんでした。カナシミが必要だと気付いた時に、きちんと「悪かったわ。」と謝ってくれたらスッキリしたのだけど(>_<) 何だかスッキリしない話だったのは、人間は、色んな感情が混在していて、難しいって事なのでしょうか(~_~) ライリーの幼い頃の記憶のビンボンが、本当に脳内に生きて存在していると考えたら、やはり切なかったです。ビンボンが取り残され、消えていく様は、子どもでなくても、涙なしには観られませんでした(;_;)ライリー自身に、自分の感情への戸惑いなどがなく、全て受身だったのも、物語が浅く見えてしまった原因だと思いました。発想は良いのに、中身が浅い、ディズニーにしては、残念な作品の部類です。
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