そこらへんのひと

インサイド・ヘッドのそこらへんのひとのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
4.9
上手くいかなくて、もうどうしようもなかったことには、感情で供養するしかない。辛すぎる現実から目を逸らして、無感動に無感情に生きようとしている主人公に感情移入して涙が止まらなかった。
感情が少しずつ生まれて複雑になっていく過程は感動するものがある。忘れていくものも、失っていくものも、すべてその人を形成する大切なピースで、自分の及ばない力で回っている。とても面白い映画だった。また見たい。