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アーロと少年のat1000のレビュー・感想・評価

アーロと少年(2015年製作の映画)
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主人公アーロに乗り切れなかったのが残念。
キャラ的な魅力面とデフォルメが受け付けられず、ちょっと引き気味での鑑賞だったものの、背景が抜群に美しかった。
おそらく今回一番力入れたのも背景だったんじゃないかな?
(脚本を手抜きしてるって意味ではなく)
エンディングを見れば分かると思う。

特に良かったのが水の表現。
カメラのレンズ風な表現も一層良くなってたけど、それ以上に泡と水中での水の濁り感とかはもうCGとかそうじゃないとかどうでもよくなる。

ジャンルがロードムービーに属すると思うから、そこがすごく成功してると思う。
背景だけでも飽きない。
画づくりもさすがだしね。

ただ、根本的に、隕石が地球にぶつからなかったら設定である必要がイマイチだったなぁ。
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