前作がクレイグ版ボンド最高傑作だったので、その余韻を引きずって、何となく見ずに済ませてしまっていた本作。
6年越しの鑑賞でしたが、冒頭のメキシコシティのシークエンスで、劇場で見ておけば良かったと後悔。これまでの3作の伏線も回収しつつ、遂にあのスペクターが！ということで楽しんで見れました。
しかし、肝心のプロフェルドの小物感が如何ともしがたく…。研究所の歯医者さんのくだりは、もう少し何とかならかったかなあ。
ラストバトルは盛り上がりましたので全体的には良かったですが、良い部分と悪い部分の落差が激しく見える作品でしたね。
