007/ジェームズ・ボンドシリーズ第24作目。
前作『007 スカイフォール』にてようやく”007”としての基礎が固まった。そして満を持して本作ではタイトル通りスペクターについての物語となっていく。007の宿敵とも言っていいスペクターをタイトルに持ってるくるのはなんともイキな演出だ。
ダニエル・クレイグシリーズ以前のシリーズでも繋がりのあったスペクターは横の繋がりの強い本シリーズでも同様に全ての出来事の裏にいたという設定が組み込まれており無視できない。従来の007とは異なり今回はボンドとブロフェルドが兄弟であるという設定なのは驚きだった。
シリアス路線だったダニエル・クレイグシリーズに少しばかりの007らしいおバカアクションが戻ったのも良かったと思う。