バリバリタンバリン

007 スペクターのバリバリタンバリンのネタバレレビュー・内容・結末

007 スペクター(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

敵組織がこれまでの元凶みたいな感じで規模が大きかった。ただボスはボンドの過去と関係のある人物だが、ここまでの作品でそのあたりの人物関係が深く描写されていた覚えがないので(あったら申し訳ない)そこまで因縁の対決だと盛り上がりはしなかった。
また敵の強大さのわりにあっさりと事件が解決した気がしてしまって、序盤のスケールの大きさのワクワクが行き所を失ってしまった。
印象に残ったシーンだと、ボンドがスペクターの会議に潜入したがオーベルハウザー(敵ボス)にバレていて急に話しかけられる所は緊張感があって良かった。あと冒頭の死者の日の祭典の中でのアクションも楽しかった。
前作から登場しているQ、M、マネーペニーは今作でもいい脇役でボンドのいないシーンも楽しく見れた。
全体的にアクションや雰囲気の良さはあって、007の大事な要素は外していなかったと思う。