ダニエル・クレイグの００７を観てみようと思い、手始めにこれを観てみました📀このシリーズは過去にブロスナンの４作を鑑賞したのみで、私にとっては２人目のボンドです。
これは期待以上に面白いです！ クレイグ版ボンドはストーリーがしっかりしていて、ブロスナンの頃に気になった【アクションのための物語】の雰囲気が消えているのが素晴らしい👏
いちおう００７の形式を取りながらも、かなり自由に作られていて、他のアクション映画と変わらずに楽しめました🚘
本作は００部門の存続危機や、世界的な偽医薬品と売春で儲ける闇組織を描いていて、ブロスナンの頃のボンドシリーズでは考えられなかったリアルな事件が進んでいきます。
ダニエル・クレイグ本人も大変よかったです✨決してボンドのイメージではないものの、とても思慮深く真面目なエージェントで、好感が持てます。００７のお約束の範囲でクレイグが作り上げたオリジナルのボンド像。スタントも自分でこなす本格的なアクションを含め、これまでにないジェームズ・ボンドとして貴重です。
残念なのは、共演者の悪さ😿特にボンドが引退して一緒に暮らすことを決めるほど素敵な女性…のはずのマドレーヌがまったくミスキャスト❗️レア・セドゥって、この女優は全然演技する気がないんでしょうか。始終、酔っ払いみたいです。
でも、Mになりたてで不慣れな設定の上司を演じたレイフ・ファインズはなかなか良かったです。逮捕理由を聞かれて、「友達の選択が悪い」と返すのは洒落てるし、「おお、Cの意味も分かったぞ」とイヤミを言うのも痛快。
ダニエル・クレイグ版のボンド、他の作品も観てみたくなりました❤️
