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マッドマックス 怒りのデス・ロードのmasakaのレビュー・感想・評価

4.0

199X年。世界は核の炎に包まれた。海は枯れ、地は裂け、全ての生物が死滅したかのように見えた。だが、人類は死滅していなかった。ついでにマックスも生きてます。時々脳内家族がうるさいこともあるけれど、僕は元気です。


某アニメのオープニングナレーションをつい思い出してしまう(まぁ、原作漫画が元々のマッド・マックスに影響を受けて描かれたらしいので当然ですが)荒廃した世界で、これまたアニメの小ボスキャラちっくな造形のイモータン・ジョーとそのご家族達になんだか懐かしみを感じてしまうお年頃。

ウォー・ボーイズのあの銀のスプレーとか、特に短命なのって何で?とか、細かい説明何もないんですが、そこは怒涛のアクションで押し切られてしまう映画。そして押し切られても全然問題ない映画でした。

しかし、「マッドマックス」というタイトルに反して、マックスの影の薄さよ。
いや、きちんと活躍してるんだけど、どうしてもフュリオサに目が行く。フュリオサ大隊長カッコいい。一個小隊くらいしか引き連れてないけど。

それにしても、『ヴェノム』を観た後にこれ観ちゃうと、何でトム・ハーディがエディにキャスティングされたのかよくわかって笑ってしまった。
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