Lizettte

マッドマックス 怒りのデス・ロードのLizettteのレビュー・感想・評価

4.5
「ストーリーがなく、常にクライマックス」というのは町山智浩さんから聞いていて、割とストーリー重視の私には荒野の砂っぽい世界観も含めて合わないかもしれないなあ、と思っていたけれども、そんなことはなかったよ!!

ストーリーは、強い女たちが出てくるだけでもかっこよくて痺れたし、他にもニコラス・ホルトくんが演じるキャラクターにかなり感情移入してしまい、ラストは図らずも涙を流したほど。これこそ愛を知る全人類に捧ぐ、だよ。

マックスとフュリオサの過去に対する償いと、希望を求め車で走り回る描写はそのまま映画のテーマに繋がっていてラストは十分すぎるカタルシスを生んでいた。

トムハの寡黙なようで独り言が多いマッドな演技には感心させられました。あと、日本版のオオカミの格好した人達の主題歌も映画の内容と同様に中毒性があって良かったです!!最高!!
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