いよ

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊のいよのレビュー・感想・評価

3.5
前作までの惰性感は払拭されてたと思う
ジャックのドタバタ逃走劇、派手な演出がメインでストーリーはおまけ
観客がこのシリーズに求めてることを過不足なしにやってくれた感じ
そしてまだまだ続きそう!

2D字幕で見たけど3Dや4D意識したようなシーンがいっぱいで、そっちで観てもよかったかも…
その先のアトラクション化まで視野に入れてるような気がした
黒い岩石の島に星図を再現した宝石が煌めいてるシーンとかロマンチックで綺麗だった

新キャラのヘンリーとカリーナの役者さんは華がある
希望を掴もうとする若者カップルとトリックスターのジャックという構図で原点回帰
そして縦ロールで登場する成金仕様のバルボッサ
後半明らかにされる事実はベタだし駆け足気味だけどよかった

敵役のサラザールと部下たちはせっかく人間に戻れたのにあっさり海の藻屑コースでちょっぴり可哀想
そもそも海賊倒すのはお仕事だし…ただ亡霊になってからイギリス海軍も殺しまくってて同情の余地なしということか
観に行った目的でもあるハビエルバルデムのねちっこい演技は堪能できたのでよかった
いよ

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