まずは軽い感想…
ジャックとバルボッサの再会のシーンと、ブラックパールが甦るシーンが大好き。
続編はないだろうぁと観終わった後は思っていましたが、最後のおまけ映像を見るとそうともいえないのでしょうか?
タリーナが最後まで邪魔そうなドレスを引きずって動いていたのを見ていると、最終的に海賊と同じ服を着て、一時はエンプレス号の船長にまでなったエリザベスは本当にかっこいいヒロインだったなぁと感じます。
疑問点としては…
話が非現実的なのは(金庫泥棒のやり方など)パイレーツの魅力の1つだと思ってるので良いのですが、サラザールがオリンポスの槍を手に入れたとき、すぐに殺さずにジャックをいたぶっていたのは少し違和感を感じました。
サラザールのそれまでの追い詰め方とか憎しみ方的に、ジャックを殺せるものなら問答無用ですぐにぶっ殺しそうなイメージでしたが…あれはヘンリーを起こすまでの時間稼ぎ的な演出だったのかなw
バルボッサは家族愛とかには無縁の孤高の海賊だと思ってましたが、タリーナとの最期には泣けます。
最後まで海賊として高笑いしながら戦いの中で死ぬぐらいの予想をしてましたが、娘が絡むとそうにもいかなくなるのが切なくて感動。
きっとあの義足じゃ錨に乗って救出しにいくのもすごい大変だったように思います。
過去作までと比べるとコミカルさが少し無くなったように感じますが、個人的に一番好きだったバルボッサの最期を描いたこの作品も観てよかったと思いました。