ハリー

バイオハザード:ザ・ファイナルのハリーのレビュー・感想・評価

3.2
実写版バイオ6作目(最終作)
グダグダなシリーズをさらにグダグダにして終わらせた悲しき最終作。

前作後にミラジョボが妊娠したのでずいぶん間をあけての公開となった本作。前作の展開も軒並み投げ捨てて、予習なしではさっぱり不明な状況からストーリーは始まる。
レオンもエイダもジルもその後は一切言及されず(戦死したらしい)、ウェスカーは結局敵で、超能力も一度限りでもう使えない。都合よくクレアだけは登場させてる。

3のアイザックス博士はクローンで、オリジナルは別にいたと、もうなんでもやりたい放題な展開や、アリス自体が実はクローンだったとか、ゾンビまみれの世界は実はお偉方の計画通りだったとか、レッドクイーンの正体だとか(3のは妹を装った本人だったとか、しかもモデルはミラジョボと監督の娘)。
全てを浄化するワクチンがあるとか何というご都合主義か。
ウェスカーは4からは想像もつかないくらい言葉も戦闘も小物になってる。爆発する戦闘機から瞬時に脱出できるような実力はどこへやら。自動ドアに挟まれて助命を乞いながら最期を迎えるとは(笑)

これで嫁をカッコよく見せたい旦那のシリーズも終了。
残った4千人で今後の地球を復興させなきゃならんのはかなりの無理ゲーやが、何とか頑張っていってください!
そしてこの組み合わせは2度とバイオに関わらないでください!
ハリー

ハリー