中盤あたりから、ああ、これファンタジーなんだな、と思う。
現実的な話から、急にファンタジーに振られるので、なんだかモヤモヤが残ったまま、話は淡々と進んでいく。
最後の最後で、突然出会ったマーニーから好きだ、私も好きみたいな意味のわからんセリフが回収されるんだけども、主人公の少女の悩みも一気に解決して、なんだかなぁのハッピーエンドに連れて行かれて終わる。
ジブリにラピュタを望む俺としては、もうジブリは観ない方がいいね。
好きな人には申し訳ないくらい、「ジブリ」っていう名前と過去の栄光にすがっていると思う。
例えばジブリっていう冠を外したら、スポットライトが当たるのか？すら疑問に思う。
それくらいなんでもなくありふれたお話で、心にも残らない。
ただ、相変わらず、アニメーションは素晴らしいです。
