思い出のマーニーの作品情報・感想・評価

「思い出のマーニー」に投稿された感想・評価

Siesta

Siestaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ひと夏の経験が彼女を大人にする。マーニーと出会い、杏奈は自分の“生の意味”を知り、アイデンティティを確立していく。まぁ、溜め込んでいきなり「太っちょ豚」は過激過ぎて笑ってしまうけれど。
たしかに、心配“される”側というのは心労が募る。それが相手の自己満足だと思ってしまうくらいに。もちろん、相手の過剰な心配は我慢があるべきとは思うが、そこに宿る気持ちが実際のところ“本当の”愛情であるというのは、よくある事だと思う。そして、それに気付ける事が大人の階段の1つでもあると思う。“愛されていない”と自己規定して、自己憐憫に走るのは(実際にマーニーのように“愛されていない”という場合もあるが)青臭い幼さを感じる。補助金に嫌悪感というのは、これまた少女の勘違いしてしまうような“大人の事情”感が絶妙だと思う。
マーニーと出会う瞬間の下から見た夜空と月と並ぶカットが美しい。風に揺れるマーニーの髪は刹那的な美しさを放ち、その色はまるで月のよう。ただ、杏奈の空想はもはやホラーのレベルだし、きっと多くの鑑賞者にとっては理解の及ばない内向的過ぎる性格だと思う。ここまでくると、「タクシー・ドライバー」のトラヴィス以上じゃないか。でも、絵を見せたくない、とかは分かるなぁと思う。たぶん、そこには自分の内面の断片があって、雑多に土足で荒らされるのが怖いんだろうな。見せる人を選別するあの感じは分かる。
正直、終盤にかけては、なんとなく話の筋は通っているが、空想と現実の世界がシームレスになり過ぎて、力技な印象も受ける。でも、ラストで杏奈が「母です」と紹介するシーンは、ベタだが彼女の成長が垣間見れてグッとくる。もちろん、おじさんとおばさんのいい人っぷりは、安定のジブリクオリティ。
主人公が療養のために田舎にやってくる設定は、米林監督の前作「借りぐらしのアリエッティ」と同じ。もっと言えば、宮崎監督の「風立ちぬ」とも同じ。病弱で薄幸な人物というのは、ジブリの“あるある”かもしれない。
それに、これはほぼ百合だと思う。杏奈はマーニーに会うと頬が染まるし、和彦に対しては嫉妬する。マーニーに後ろからオールの漕ぎ方を教わるシーンや「大好き」という直接的な言葉もある。
米林監督の描く神秘的・幻想的な少女の世界観は、ガーリーで魅力的だが、ある意味では宮崎監督以上の変態性を感じてしまう。今作では、日本が舞台なのに、寂れ方にどことなく異国感があり、このヨーロッパっぽい空気感も監督の得意技なんだと思う。
ゆき

ゆきの感想・評価

3.0
百合と聞いて嫌がる友達を連れて行った。
終わった後ごめんなさいってなった…。
haru

haruの感想・評価

3.5
出た頃の前評判が悪い。

予告とか評判とか一旦ゼロクリアして新しい小説を読むような気持ちで鑑賞できたので良かったな、と。素直に感動できました◎
思春期の少女と家族愛の素晴らしいお話。

緑と水と古城とごはんと女の子が居るからジブリ絵も存分に堪能できます!笑
mari7

mari7の感想・評価

3.0
そういうことか!!ってなった。
好きな映画。
普通の顔。わかる。
子どもと大人の境目って難しいんだよな。
あなたが好き。あのストレートな愛情表現は、家族愛だったのか。許してくれると言っての意味が後からわかった時にぶわーーって涙出た。

はー優しい気持ちだわ〜
Haru

Haruの感想・評価

5.0
杏奈の気持ちが痛いほどに分かって、
私にとっては、
何とも言ったら良いのか分からない心のモヤモヤを、綺麗な言葉で代弁してしてくれた映画です🎞
絵もストーリーも素敵。。
マーニーに惚れた記憶がある!
けっこうなんかアブナイ話なのかな、とも思った
過去鑑賞

はじめは少し怖いな〜なんて思いながら見てました、マーニーってなんなんや!?とか
スキンシップしすぎて百合ものを見させられてる感じがしましたが、最終的には良かったのかな〜なんて思います
はった

はったの感想・評価

3.5
さすがジブリですね。
序盤の展開は少し退屈であまり期待していませんでしたが、後半の流れは納得です。
最近のジブリ作品は少し元気が無い印象です。
今後の作品に期待しています。
たっぴ

たっぴの感想・評価

4.0
プラトニックな2人の関係がすごく好きだった
最後のオチも含めて優しい映画だった。
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