思い出のマーニーの作品情報・感想・評価

「思い出のマーニー」に投稿された感想・評価

デニロ

デニロの感想・評価

4.0
「この世には目に見えない魔法の輪がある。輪には内側と外側があって、私は外側の人間。でもそんなのはどうでもいいの。私は、私が嫌い。」冒頭、翳りの中でひとり主人公が哲学的な語りかけを行う。

宮崎アニメは主人公を空に舞わせる素材を見つけて物語を活写していくが、こちらは物静かな語り口だ。せいぜい風の流れ、潮の満ち引き。らしくないといえばらしくはない。しかし主人公杏奈のさみしさの原因は自分にあるということは描き切れているのではないか。義理の母親をおばさんと呼び、ノートを届けに来る同級生からはちょっとねと言われ、静養先の周囲の人々にも余計なお世話と思う。見えない輪を作ってしまっているのは杏奈自身の在り方。わたしは、わたしが嫌い。

マーニーの正体。2シーンあったトラップの最初に引っかかって全く別の設定を想定してしまった。勝手にやられてしまった。

映画を観ながら余計な雑事をかんがえてしまうことが通常なのだが、本作はふと気づいたら物語に没入していた。珍しい現象が起こったもんだ。杏奈とマーニーの道行きは決して空想の産物なのではなく、杏奈の、わたしは、わたしが嫌い、という気持ちを乗り越えようとする思いの結晶のような気がする。わたしと他者との関係性を構築していくための必要な世界。マーニーの救いがたきさみしさとの共振。ふたりのめくるめく感情の舞いが交錯している。

ラスト。おばさんを、母です、と紹介する遠景。母が、目頭を押さえる場面は泣けてくるではないか。わたしは、わたしが嫌いという気持ちや、今は亡きマーニーの実在が結晶化して杏奈が目に見えない魔法の輪を取り払った瞬間だ。キラキラ輝くのはこれからだろう。

冒頭の思索的な独白を突き詰めて、虚体、だなんて言い出さなくて良かった。

SUN

SUNの感想・評価

3.8
久しぶりにジブリ作品を鑑賞しました。
主人公の杏奈がマーニーと出会い成長していく。
ジブリ作品独特の表情の描写がとても繊細で、杏奈の健気な内気な表情からマーニーとの出会いで変わっていく表情までとても綺麗に描かれている。
また自分もその世界に入り込んでしまったように思ってしまう美しい風景もとても印象的です。
改めてジブリ作品の世界観の素晴らしさを思い出しました。

【2022年 鑑賞11本目】
nyannyanoe

nyannyanoeの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

夢の中にいるみたいで可愛い作品だった。マーニーが杏奈の祖母だったという結末が分かると余計に可愛らしく思える。
chocolate

chocolateの感想・評価

4.5
ジブリで割とtopに好きな作品
主人公がちゃんと繊細で内気なのが良い。
ちょこ

ちょこの感想・評価

3.0
設定がイマイチ謎。
大好きなジブリだけど、この作品はリピートしないかも、、
り

りの感想・評価

3.8
記録
今までのジブリとはほんのちょっだけ雰囲気が違う不思議な感じ。素敵な話^ ^
忍成

忍成の感想・評価

3.0
公開当時の、周りの人間の評判が本当に悪くて、地上波放送でならと録画してほっておいたんだけど もっと早くに観ておけばよかった。私こういう話すきだな~泣けた
ストーリーがシンプルだとか盛り上がらないとかジブリっぽくはないとか言われるけどそんなんどうでもいいくらい綺麗で大すきだ、内容も悪く言えば解釈の仕方にあまり幅がないような、見たまんまのストーリーっていう印象だけどそれがまた美しい。
じぶん

じぶんの感想・評価

3.5
二回目

昔見たときよくわからなかったけど、
いまは理解できた気がする

感動した

小さい頃がかわいすぎる
サントラが好き。あの澄んだ歌声が、映画の世界観にものすごく溶け込んでる…
高月彩良さんの声が、杏奈の内側に感情を押し込めてる感じにピッタリだと思った。
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