思い出のマーニーの作品情報・感想・評価

思い出のマーニー2014年製作の映画)

上映日:2014年07月19日

製作国:

上映時間:103分

3.4

あらすじ

この世には目に見えない魔法の輪がある。 海辺の村の誰も住んでいない湿(しめ)っ地(ち)屋敷。 心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。 「わたしたちのことは秘密よ、永久に。」 杏奈の身に次々と起こる不思議な出来事。 時を越えた舞踏会。告白の森。崖の上のサイロの夜。 ふたりの少女のひと夏の思い…

この世には目に見えない魔法の輪がある。 海辺の村の誰も住んでいない湿(しめ)っ地(ち)屋敷。 心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。 「わたしたちのことは秘密よ、永久に。」 杏奈の身に次々と起こる不思議な出来事。 時を越えた舞踏会。告白の森。崖の上のサイロの夜。 ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、杏奈は思いがけない“まるごとの愛”に包まれていく。 あの入江で、わたしはあなたを待っている。 永久に――。 あなたのことが大すき。

「思い出のマーニー」に投稿された感想・評価

nosonoka

nosonokaの感想・評価

3.8
初めてなのに懐かしくて幻想なのに現実映画
「私は私のとおり。不機機嫌で、不愉快で、私は私が嫌い。」
“輪”の外にいると孤立を感じ、心を閉ざしている杏奈、なぜか知っている気がする屋敷で、潮が満ちると始まる幻想、マーニーにだけは心を開ける二人だけの秘密の時間
ただ原作が海外ということもあるし、少女もハーフとは言えど初見で二人が頻繁にハグする場面を見ても日本人の感覚なのか、距離感がどうも違和感を覚えた
マーニーの、放任主義な親や躾の厳しい召使い、和彦と娘との時間も短く、そして不運な形で孫を引き取るも、早すぎる天命
自分だけが不幸な人間で無ければ、産まれることを望まれなかったわけでも決してない
親は選ぶことのできない宿命、マーニーとの追体験でそれらを受け入れることができ、すなわち自分自身を受け入れることができるようになった
ただ序盤に“輪”のことについて触れたのであれば最後も言及して欲しかった
人を許せる人は美しい
太っちょブタは美しすぎた
もっと評価されてよいアニメ映画。
よく出来てる作品だと思う。
全編を通して、ちょっと不気味な感じが付きまとうので、苦手な人もいるかもしれん。
大半がオカルトチックなストーリーで進行していくが、個人的には少女が強く成長する物語だと思ってる。
忘却されない過去が、思い出へと変わりゆく美しさ。人間は不完全な存在だから、愛というものが生まれたのだろう。綺麗な涙がこぼれ、そう思った。
HirokiSo

HirokiSoの感想・評価

3.5
他のジブリ作品とは、ちょっと趣の異なった、一見淡々と進むようでいて、不思議と心に響いてくる物語。
思春期の悩みを抱える杏奈が、マーニーと出会い、ともに過ごすなかで、愛情や人の温かさを知り、前を向いて歩き出すようになる。

じぶんの存在に揺れ動き、立ち悩んだ経験は誰しもあるんじゃなかろうか。
そこから一歩踏み出すきっかけは、人それぞれだろうが、マーニーのような琴線に触れる人との出会いや時間というのは、特にかけがえのないものの一つなんじゃないだろうか。

どこか自分と重ね合わせられるストーリーに、絵の美しさや音楽の綺麗さが加速をかけ、ここまで印象に残っているんだろう。
Catwing

Catwingの感想・評価

4.6
「どうして置いて行ってしまったの?」とか、「あなたのことが大好き」って、そういう意味だったのか。
何回も観たい作品。絵も音楽も、とても素敵でした。
せっち

せっちの感想・評価

3.6
音楽と映像がとても透き通っていて美しい作品。体の問題や家庭の問題から心を閉ざしてしまった杏奈がマーニーとの不思議な出会いによって信じる心と元気を取り戻して行く。

終盤の展開はまさかだったけど全て繋がったのですっきり。夢と現実の境がつかないような描写は不安定な精神状態の年頃のせいかしら。
7eo

7eoの感想・評価

5.0
映画館で10回鑑賞。
誰にでもおすすめ出来るわけではないけれど、私はめちゃくちゃツボを押さえられ心の琴線に触れまくった最高に大好きな映画。

夢だと気づいた時に醒めてしまう夢や、触れると消えてしまう幻のような、とても繊細で綺麗で美しい作品。

子供の頃に置いてきてしまったような、心の隅に宝箱に入れて大切にしまっていたような感情が、この映画を観た時に鍵をこじ開けられたように溢れ出しました。
映画館で声が出てしまいそうになるのを抑えるほど泣いたのはこの作品だけ。

杏奈はジブリの主人公の中で1番人としてリアルなキャラクター。ひたむきで真っ直ぐに困難に立ち向かう子供なんて実際いなくて、子供の頃って誰もがわがままで繊細で小さい事でも悩んでしまうもの。ちょっとした事で怒ったり泣いたりまわりとぶつかったり。それがよく描かれていた。

話のオチのシーンよりも、私が1番心を動かされたのは、許すシーン。見る度にとめどなく涙が溢れる。この映画のテーマは大切な人を許す事だと、私はそう思っています。

出だしからあんまり引っ掛からなかったから、淡々と終わっていった印象。
ただ、色が綺麗で特に食べ物。
ジブリ飯。トマトが食べたくなる。
あい

あいの感想・評価

4.3
優しくてあったかい。
アニメで作るから、
伝わるものがあった。
あたしくらいの女の子に
響く作品なんやないかな。

一緒に観に行った友達が
茶髪でゆるふわパーマで
あたしが黒髪ショートカットだから
杏奈とマーニーみたいだねって
プリクラ撮ったのはいい思い出。

ううん、切ない思い出になっちゃった。
(2014年、日本) (2014/08/07 映画館で視聴)心を閉ざした少女、杏奈が療養のため、海辺の町で過ごす話。その町の古い屋敷で、マーニーという少女と出逢い……。ジブリでは珍しく現代の現実世界、そして珍しいタイプの主人公を描いた作品。本は上巻だけ既読。うまく日本を舞台に移していると思う。原作で出てきた台詞の使われ方を見るのも楽しい。杏奈が水に足を踏み入れたシーンはひんやりとして気持ちよかった。車小屋の恐ろしさや、漕ぎ方などの演出も良い。マーニーの正体や事情も知って観ていたが、最後の方はうるっときた。幼少期の杏奈が持っていた人形が気になる。
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