このレビューはネタバレを含みます
最後にむけて物語が繋がっていく作品でした。
アンナが自分のことが嫌いっていう場面、なんとなくわかるような気がしました。
あ、この子は自分の感情がコントロール出来ない子なんだって。
施設からお金をもらっている養父母に対して小さいことかもしれないけど、自分の中でそれが大きくなっていて、素直になれないところ。
なんとなく自分に似せてました。
そしてバックにある景色とても素敵でした。マーニーとアンナの不思議な関係を霧や風によってより引き出せてたと思います。
そしてインテリア。そこも焦点にあてて観てて、アンナのいる部屋は緑が多く少しアリエッティの部屋と似てるなーって感じました。
最初はマーニーがなにものなのか、そこがはっきりしなくてドキドキハラハラしてましたが、最後を迎えてすっきりしました。
あと最後にいつもおばちゃんと呼んでいた血のつながってない母親を(お母さん)と紹介するところはアンナがマーニーと会って何かが変わった証拠なのだと自分で解釈しています(^^)
監督のやり残したことがあるというものがこの作品を通してぼやっとですが、みれた気がします。