このレビューはネタバレを含みます
これは自己肯定の物語。
ストーリーのなかに【許す】というキーワードが散りばめられているけど、誰かを許すことで自分を許せるようになる話。
太っちょブタと言われた信子の言葉が深い。
【普通ってなあに?】【普通のフリもしても無駄。だって、あんたはあんたの通りに見えてるんだから】と言うけど、
そのままの自分でしかいられないし、そんな自分を受け入れていくしかない事を教えてくれている言葉だなと刺さった。
また信子はここで【目が青い】事を褒めるんだけど、杏奈にとってコンプレックスだったため杏奈が怒ってしまう。けどそのコンプレックスだった目の色が、伏線回収されるところも号泣だった。
愛されていると知った事。
自分が信じられなくなった時に、また見返したいと思える素晴らしい映画だった。
やはりジブリとピクサーは深いなぁ😭