Netflixにて鑑賞
2024年44本目
札幌に住む少女、杏奈は、実の両親、祖父母を幼少期に失い、里親である頼子に引き取られ、12歳まで生きてきた。そんなある日、学校の授業で公園にスケッチをしに来ていたが、持病の喘息の発作が起こり、早退する。学校に置いてきた鞄を届けに同級生が家に来たが、頼子はその態度から杏奈が学校で孤立していることを悟る。
杏奈の体調、現在の生活環境を案じた頼子は、杏奈に田舎での療養を提案し、杏奈は夏休みの間、頼子の親戚の家である田舎の町で過ごすことになる。
元々、メッセージ性のある作品の多いジブリ作品ですが、本作では暗い過去が原因で心を閉ざした少女が主人公ということで、より細かい心情描写が為されています。杏奈の表情、趣味やしぐさまでもが杏奈の人となりを表しており、単にアニメのキャラクターではなく、1人の悩める人間のドラマとして考察しながら楽しむことができました。
ブログでもレビューしています。
良ければご覧ください。⤵︎ ︎
https://omoroimovie-mitemirin.com/when-marnie-was-there/