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ザ・ドア 交差する世界のhaiziのレビュー・感想・評価

ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)
3.5
ろくでもない奴だった自分への悔恨と、家族への愛の物語。。。

キービジュアルからもっとゴリゴリのSF作品かと思ってたけど、全然違った。
ありがちなルールの説明とか、それっぽいCGとかもなく、フツーに進行していくストーリーが凄く新鮮。

トンネルを抜けたらそこは。。。とルールはいたってシンプル。

序盤は“待て待て!過去の己にそんなことしたらやばいじゃん!!”とか思ったんだけど、そんな事はどうでもいいのよね。
タイムループ云々より、お父さんの娘に対する想いにフィーチャーした作品なんだろうなぁとゆう印象。
途中からSF的な設定云々はどうでもよくなってきて、愚かな己の行いによって愛する娘を亡くしたお父さんの悪足搔き的な行動から、娘を生かしたい、家族と共に生きたいっていう想いが伝わってきて、ドキドキしながら鑑賞できました。

そして、ありきたりかもだけど、マッツからダダ洩れるあの匂い立つような色香は何なのでしょう。
眼福♥
ただね、、、キービジュアルからうっかりオッドアイのマッツを期待しちゃったのよね。
このキービジュアルは如何かと思う。。。。( ゚д゚)ウム

ラストのダヴィッドの行動とか判断はすごく切ないけど、他に落としどころはないよなぁと想ったり。。。
凄く切ないけど、ほんの少しの希望が残るラストは結構好き。


久しぶりに、イエーガーマイスターが呑みたくなった。。。。🍷
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