竹野康治郎

ヒックとドラゴン 聖地への冒険の竹野康治郎のレビュー・感想・評価

3.9
ヒックとドラゴンシリーズの映画第3弾にして完結編です。面白かったですし、やはりCGの進化も感じられました。1作目がおよそ10年前なので、なんか一緒に成長してきた感じで、非常に感動しました。

ストーリー展開は割と王道ではありますが、初めて観る人でも十分楽しめるのと、1作目さえ見直してみると、より感動が深まるという秀逸なつくりになっています。

人間同士の関係、人間とドラゴンの関係、ドラゴン同士の関係とバランスよく作られていて、子供も大人も一緒に楽しめる作品です。人間+●●というバディ物はやはり面白いです。テイスト違いますが、最近でいうとバンブルビーやヴェノムなどがありますが、互いの常識が通じない中でどのように相互理解を深めていくのか、そして、それぞれがどのような決断をしていくのか、途中で少し展開が読めても感動してしまうところがあります。

過去シリーズ2作に比べ、彩りなどがさらに鮮やかになっており、大きなスクリーンで見る迫力が増したように思います。公開は少し先ですが冬休みにお勧めです。是非とも1作目を観て、なんらなら2作目も勢いでみて、せっかく見直したのなら完結編は是非とも劇場でご覧ください。

2019年公開作品  126本目
竹野康治郎

竹野康治郎