エログロがなくても園子温映画は成立すると証明した怪獣クリスマス感動ムービー。
まずなんといっても
凄いのは長谷川博己の怪演!
「地獄でなぜ悪い」とはまた違った狂気を感じて良かった。
この物語は
大きくパートを2つに分ける事が出来るんだけど、それがまるで全く別の物語をひとつにくっ付けたみたいな印象を受けて面白い。
もしくは本当に、別々で考えていた映画の案をミックスしたのかも知れない。
だから、片方のパートはいらなかったと言っている人達の気持ちも良くわかる。
それでもラストは思いのほか感動出来てしまう。園子温が泣ける映画を撮るとは思ってなかったから、俺としてはすごく嬉しい。